柔道
足技
概要
| 名称 | 足技 |
|---|---|
| 説明 | 足技は、講道館が示す標準形で足や脚の働きを中心とする、21本の投技です。 |
足技(あしわざ、Ashi-waza)は、講道館柔道の
概要
| 日本語 | 足技 |
|---|---|
| 読み | あしわざ |
| ローマ字 | ashi-waza |
| 上位分類 | 投技 → 立技 |
| 講道館の技数 | 21本 |
名称と分類
「足」は足先だけでなく脚を含む場合があり、「技」は技術です。足技は
講道館の足技21本
現在の講道館一覧にある21本は次のとおりです。
払い・刈り・支え・掛け・車
技名の「払」は払い、「刈」は刈り、「掛」は掛け、「車」は回転軸、「落」は落とし、「返」は応答・返技の方向を示す手掛かりです。ただし英訳や字義だけでは完全な定義になりません。攻撃脚と受の支持脚の関係、荷重、崩す方向、全身動作を合わせて見分けます。軽く移動する足を捉える払いと、荷重した支持を除く刈りは同じではありません。
技術上の考え方
足技では攻撃する足・脚と全身の動きを同期させます。受の足や支持脚へ直接働く技もあれば、脚を障害や軸として置き、手と体幹で受を回す技もあります。内股は内腿へ上昇する作用を与え、支釣込足は前進する受に足を支点として用います。足払の軽さにも意図的な手と身体の働きが必要で、強い刈りにも荷重と姿勢を適切な関係へ導くタイミングが必要です。
崩し・作り・掛け
崩しで受の支持を弱め、作りで取の足・腰・体幹と受の移動を合わせ、掛けで足または脚の作用を完成させます。特に払いでは、受の足が重くなる前後の短い時間が重要です。一方、大外刈のような技でも手と体幹が受の姿勢を導かなければ、脚だけの動きになりやすくなります。
形と講道館の体系
投の形の足技は送足払、支釣込足、内股です。五教にも多数の足技が含まれますが、40本の五教と現行21本の足技一覧は同じ範囲ではありません。形、技名称の公式分類、競技での使用頻度は別の観点です。
稽古と連絡
足技は移動、単独練習、打ち込み、投げ込み、形、乱取で学びます。大内刈から内股、小内刈から背負投のように、相手の反応を利用する連絡も重要です。稽古では足だけを速く動かすより、距離、姿勢、組み手、方向を一体として整え、受身を取れる制御を保ちます。
競技規則と安全
足技の名称そのものが競技での可否を決めるわけではありません。危険な頭からの突っ込み、禁止された脚への接触、関節へ無理な方向を強いる動作などは別に判定されます。ここでは2026年8月14日版IJF規則を参照しています。国内・少年大会では追加規定があるため、実施される大会の最新版を確認してください。
出典
最終更新: