TokyoWaltz
Wikiを探す分野・技の分類

出足払であしはらい

  • 足技あしわざ
  • 五教ごきょう:第一教

まずここ

技を特徴づける動き:出足払は、受の足運びに生じる短い間を使います。

最終更新:

講道館公式動画

図で理解

動きの見方

出足払は、受の足運びに生じる短い間を使います。

取とり
技をかける側
受うけ
技を受うけける側
赤い線
主な方向・接点

ひと目で確認

分類の代表図

出足払の技の形。最後まで制御する。
出足払であしはらいDe-ashi-harai · 足技

順番で確認

基本3段階

  1. 1受うけの体勢を崩す
  2. 2姿勢を保って入る
  3. 3最後まで制御する

TokyoWaltzのために制作したオリジナルAI生成教材図(2026年)。三段階を簡略化した概念図です。必ず有資格者の指導のもとで練習してください。

必要な時だけ再生

基本動作をゆっくり確認

  1. 1起点受うけの体勢を崩す
  2. 2決め手姿勢を保って入る
  3. 3収束最後まで制御する

1 / 3起点— 受うけの体勢を崩す

赤い線と段階表示を追います。自動再生や繰り返し再生はしません。

技のしくみ

出足払は、受の足運びに生じる短い間を使います。

  1. 崩しくずし

    受の体勢を崩す

    講道館の定義で示される方向へ受を崩し、技に入るまで体勢を立て直させないようにします。

  2. 作りつくり

    姿勢を保って入る

    安定した姿勢と組み手を保ちながら入り、取と受の位置、接触する部位、技を掛ける方向を公式実演で確認します。

  3. 掛けかけ

    最後まで制御する

    技を決める手足や腰の働きを使い、受が安全に受身を取れるよう、投げ終わりまで制御します。

要点

  • 講道館の定義で示される方向へ受を崩し、技に入るまで体勢を立て直させないようにします。
  • 安定した姿勢と組み手を保ちながら入り、取と受の位置、接触する部位、技を掛ける方向を公式実演で確認します。
  • 技を決める手足や腰の働きを使い、受が安全に受身を取れるよう、投げ終わりまで制御します。

似た技

技主な違い
送足払おくりあしはらい「送足払」の決め手は「受を横方向へ動かして両足が近づく時機に、進行方向へ二足を払う動作」、「出足払」の決め手は「受の足運びに生じる短い間を使うこと」です。
払釣込足はらいつりこみあし「払釣込足」の決め手は「受を前方へ釣り上げ、足で前方から足首を払う動作」、「出足払」の決め手は「受の足運びに生じる短い間を使うこと」です。
支釣込足ささえつりこみあし「支釣込足」の決め手は「足首付近を足で支え、手で受を釣り上げて支持足の周りへ前方に回す動作」、「出足払」の決め手は「受の足運びに生じる短い間を使うこと」です。

詳しい解説

定義や技術上の違い、稽古上の注意、出典を確認するには、下の項目を開いてください。

公式定義

公式定義

講道館の定義では、受が片足を前へ進め、その足へ体重をかけ始めます。取はその足を払い、上体を方向づけて投げます。代表形は受が右足を進め、取が左足で払う右技を説明しますが、左右どちらでも実施できます。

定義が示すのは時機と方向であり、必須となる一つの組み手ではありません。袖と襟を制する形が標準的な教え方ですが、規則上認められた別の組み手でも同じ主要動作を保てます。

技術原理

出足払は、受の足運びに生じる短い間を使います。動く足が畳へ着くか着こうとしている一方、受はまだ安定した足元を作っていません。足の払いと上体の方向づけを、その瞬間に合わせます。

しっかり踏みつけた脚を蹴る技ではありません。体重、姿勢、次の一歩が安定する前に、動いている支持を別の方向へ導きます。

名称と分類

概要

日本語出足払
読みであしはらい
ローマ字de-ashi-harai(検索表記:de ashi barai、deashi harai)
意味前へ出る足を払う技
武道柔道
公式分類講道館・足技
五教の技第一教

名称と表記

名称は「出足払」と書きます。出足は前へ出る、または踏み出す足を示し、払は払う動作を意味します。この意味は、単に接触する身体部位ではなく、捉える動きに注目しています。

講道館はDe-ashi-haraiを用います。「De ashi barai」は連濁したbaraiを使う一般的な英語表記で、「deashi harai」は最初のハイフンを省いています。どちらも検索には有用ですが、本記事で用いる講道館の公式ローマ字表記ではありません。

講道館の分類

講道館は出足払を、投技の立技区分の一つである足技へ分類しています。両手と全身の移動に支えられ、前へ出る足を協調して払う働きが決め手です。

五教の技40本の一つで、第一教に含まれます。投の形に選ばれた足技3本には含まれません。同部は送足払、支釣込足、内股で構成されます。

詳しい動作

崩し

崩しは受の進行に従い、上体が安定した足元の上へ戻ることを防ぎます。構えと動きに応じ、横、斜め、または足運びの線へ向けることができます。

不安定さは、独立した予備動作として引くより、連続して生じることがよくあります。受自身の一歩が、安定を失う働きの一部になります。

作り

作りでは、取が前のめりにならずに払える距離へ位置し、直立して移動できる姿勢を保ちます。支持足と腰を受とともに移動させ、払う脚を緊張させず正確な位置へ置けるようにします。

妥当な足運びは一つではありません。前へ出る足と時機を合わせ、受の上体を協調して制御し続けることが重要です。

掛け

掛けでは、足の払いを手と身体の働きへつなげます。払う足を受の前進する足に沿って動かし、両手で胴体を新しい支持から離れる方向へ導きます。

接触は制御し、時機を合わせます。稽古の目的は、足首や膝へ衝撃を与えることではなく、きれいに支持を動かして安全に倒すことです。

時機と動き

目に見える歩幅には変化があります。受の身体に対して片足が前へ進む関係を作れば、前進、後退、回り込みの展開にも出足払が現れます。公式技名は、固定した移動方向ではなく、足を払う仕組みに従います。

機会は短いため、通常は速さや抵抗を加える前に、体重移動を感じ取る練習を行います。

変化と関連技
稽古と安全

稽古

講道館の少年部指導内容にも出足払が含まれますが、指導方法は年齢、経験、指導者の判断によって変わります。静止した打ち込みで位置を学び、技を定める時機は移動練習で身につけます。

乱取では、方向転換と連絡技がどのように前へ出る一歩を作るかを試せます。安全な稽古には、適切な畳、確実な受け身、安全に制御した終わり方が必要です。

競技規則

試合

出足払はIJFの試合で認められています。ここで調査した2026年8月14日付のIJFスポーツ・組織規程では、発表された技名ではなく、実際の着地、速さ、力、背中の接地、巧みな制御によって得点が決まります。

試合での変化は、現行の組み手、移行、安全に関する規則にも従わなければなりません。IJF規則はIJF大会を定めるもので、講道館の技術分類や、すべての国内・少年向け稽古形式を置き換えるものではありません。

出典