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手技てわざ

概要

名称手技
説明手技は、講道館が示す標準形で手や腕の働きを中心とする、16本の投技です。

手技(てわざ、Te-waza)は、講道館柔道の投技なげわざのうち、立技に属する三分類の一つです。講道館は現在16本を手技として認定しています。名称は、標準形で手や腕の働きが特に目立つことを示しますが、腰、脚、姿勢、足運びを使わないという意味ではありません。手技には肩を使う投げ、体落、空気投、返技、歴史的な脚取りを含む技が並びます。講道館の技術分類と、特定時点の競技規則上の可否は別に確認する必要があります。

概要

日本語手技
読みてわざ
ローマ字te-waza
上位分類投技 → 立技
講道館の技数16本

名称と分類

「手」は手・腕、「技」は技術を表します。手技は腰技こしわざ、足技あしわざとともに立技を構成し、立技と捨身技を合わせて投技となります。分類名は標準形の主な働きを示す技術上の約束であり、身体の一部だけが単独で働くという説明ではありません。

講道館の手技16本

現在の講道館一覧にある16本は次のとおりです。難度や競技での使用頻度の順位ではありません。

技術上の考え方

手技には一つだけの入り方や軌道があるわけではありません。背負投の系統では腕が受を回転する身体と肩の線へ結びつけ、体落では手が受の落下方向を導きます。浮落や隅落では、崩れた姿勢を方向づける手の働きが明確です。内股すかしや小内返のような返技も含まれます。見た目の類似ではなく、標準形で技を決める働きによって分類されます。

崩し・作り・掛け

崩しは不安定な状態を作る、または見つけること、作りは取と受の位置関係を整えること、掛けは投げを適用し完成させることです。手技では手の方向づけが見えやすい一方、その効果は構え、間合い、回転、足運び、受の動きに依存します。実際の技では三段階が重なり、連続して進むことがあります。

形と講道館の体系

投の形の手技は浮落、背負投、肩車の三本です。投の形は五つの投技分類から三本ずつを選び、決められた攻撃、役割、順序、方法で原理を学びます。五教の技にも手技が含まれますが、40本の五教と現在の手技16本の一覧は同一ではありません。

変化と隣接分類

講道館の定義は代表的な右技を示し、組み方、構え、方向、高さ、入りの全変化を一つに固定するものではありません。山嵐には強い脚の働きがあり、体落では脚が受の進路に置かれますが、いずれも公式には手技です。動きに現れる手足の数ではなく、講道館が示す標準形で中心となる働きによって判断します。

稽古

手技は形、打ち込み、投げ込み、乱取で学びます。打ち込みでは入り方、姿勢、手と身体の連動を整え、投げ込みでは受が安全に受身を取れる投げ終わりまでを練習します。乱取では動く相手に合わせた選択と変化を試します。速度や力をタイミングの代用にせず、安全な姿勢と制御を保つことが重要です。

競技規則と安全

ここで参照するIJF競技規則は2026年8月14日版です。立位で相手の脚を手または腕で抱える行為などへの制限は、双手刈、朽木倒、踵返、掬投の通常形に影響しますが、これらの名称は講道館の手技一覧に残ります。また、頭から危険に突っ込む動作は技名にかかわらず重大な反則となり得ます。大会、年齢区分、国内規定による差があるため、参加する大会の最新規則を確認してください。

出典

最終更新: